どうせ技術を見せるなら!

日産が先進技術をいくつか発表した。内容はベストカー10月26日売り号で詳しく。印象的だったの、インパクトの薄さでございます。手品をイメージして欲しい。なぜ面白いかといえば、想像も出来なかったことを見せてくれるからだ。瞬間的に違う物体に変わったり、消えたり、出現したり。

しかし。マジシャンがユックリ手品をやったらどうか? 右手で持っていたものを手のひらに隠し、袖の中に隠すシーンをスローモーションで見る、ということ。きっと驚かない。そもそも面白くないと思う。技術も全く同じ。ニンゲンの力や判断能力や反射時間じゃ出来ないことをやってくれるから驚く。

アイサイトなど「オレだったらこんな奥までブレーキを我慢できない!」と感心しきり。アイサイト君とチキンゲームやったら、毎回毎回負ける。だからこそ「技術ってスゴイ!」になるワケ。今回日産が発表した先進技術の大半は、手品のスローモーションなのでございました。バレバレなのだ。

例えば障害物を感知してハンドル切って避けてくれる装置。歩行者のダミーが出てくるとハンドル切って回避するのだけれど、見ていて「避けるの、オレの方が速いね!」。私ならもっと接近した歩行者を回避できます。ニンゲンの反射速度より遅いワケ。これだと「機械なんか無くても大丈夫!」。

FF用ハイブリッドも同じ。50km/hで走っているとき、エンジンが止まっていたとしよう。そこから追い越し加速をすべくア
クセル全開にしたら、まず1)走行用モーターでエンジンを始動。2)続いて巡航用のギアレシオになっていたCVTを低いギアに落とす。3)エンジンの回転数を上げ始める。

ここまで大雑把に言って1秒。この間、全く加速しない。さらに駆動力が伝わり始め、最大になるまで1秒。なんと! フル加速まで2秒くらいかかってしまう。どちらも技術的には素晴らしい。回避技術など、大いに将来性あると思う。でもスローモーションの手品だと「凄さ」がわかりにくいです。

聞けば技術陣が「確実に成功する早さ」を選んだのだという。ここは失敗してもよいから「凄さ」を感じさせて欲しかった。
市販品についちゃ信頼性や安定感が大切。されど未完成の技術についちゃ「完成したらエラいことになるぞ!」というインパクトが欲しい。前述の通り詳細はベストカーで。

・ECOカーアジアは「」

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3 Responses to “どうせ技術を見せるなら!”

  1. COLT より:

    ゼンジー北京さんみたいですね・・・・・。
    ただあっちはキチンと笑いを取れるからいいものの日産は笑い事で済まされないですよ。

  2. さね より:

    うーん残念な感じが今の日産かなぁ。なんかもう国産車メーカーじゃないよーな感じがするし、九州での物作りや、海外性部品を増やしても日本国に貢献することも意味はわかりますが、肝心の商品が魅力ないんだよなぁ。 まあ頑張ってくださいとしか言いようがありません。 これからダイムラーと仲良くルノー日産は生き残りをかけていくんでしょきっと。 現行エクストレイル、デュアリスあたりが商品の魅力のピークだったかな…。 どちらかとゆうとトヨタグループやスバルやマツダ、スズキに三菱に頑張ってもらえれば個人的にはいいです。日産とゆうメーカーは昔は凄かったけど、今はなんだかなぁ。ルノーの子分? イメージは十人十色だし日産好きな人もいるから売れてるのでしょう。でも新型ノートもガッカリだったしなぁ。ルノーの子分なら子分らしくルノーから新型クリオのOEMなりしてくれた方がいいかな。

  3. nogawa より:

    1993年の東京モーターショウで、スバルは障害物をひょいと自動回避するデモをVTRで上映してました。国沢先生もご覧になったのでは?…センサには開発中のステレオカメラを使ってました…と言うことは、アイサイトは障害物をひょいと回避する能力も持っているということですよね。誰か、その時のVTRをユーチューブにアップしませんかね。

details www.best-cooler.reviews

profvest.com

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