アメリカの状況

災の影響がほとんど無くなった11月のアメリカに於ける販売台数を昨年11月の台数と比べながら分析してみたい。まず全需は14,1%増と伸びている。これ以下だと伸びに追いつけず、以上なら好調と言うことになります。トヨタから。6,7%増と伸びに追いつけていない。カムリやプリウスは好調ながら、他で厳しい。

ホンダもマイナス6,4%で厳しい。なかでも稼ぎ頭のアコードを見たらマイナス14,5%と大失速。今やアコードやシビックと並ぶ3本柱になっているCR-Vもモデル末期のためかマイナス10%。トヨタとホンダに付いて言えば、タイの洪水による減産を影響を少し受けているかもしれません。いずれにしろ元気なし。

その他、スバルと三菱自動車、スズキは大幅に売れ行きを落としてしまった。すべてマイナスで、数字はそれぞれ15,1%/13,3%/21,9%といった具合。三菱自動車とスズキについちゃ長い間ヒット作に恵まれず月販
3700台と1800台で、撤退も考えなければならない台数に落ち込んでしまっている。

深刻なのはアメリカが世界最大の市場になったスバルかもしれない(マツダの1万8432台に対しスバル1万7657台)。レガシィなど事実上のアメリカ専売車種。このまま落ち込んで行くようだと、中国だけが頼りになってしまう。抜本的な戦略/車種の見直しが必要。新型インプレッサは高いので難しいと考えます。

好調なのは19,4%増の日産と20,4%増のマツダ。いずれも全需の伸びを凌ぐ販売増を記録している。中でもイケイケなのが日産。アルティマは2万台を突破し、アコードの1万4千台をうっちゃりカムリの2万3千台に迫る。ちなみに乗用車のベストセラーがカムリ。2位にアルティマ。アコードは8位と低迷。

韓国勢やいかに? やっぱし元気良い。現代自動車が21,8%増。現代自動車のセカンドブランド(全般的に少し安価)である起亜自動車なんか39,1%増と
きた。2ブランド合わせれば8万6617台で、日産の8万5182台を凌ぐ。アメリカ全体ではGM、フォード、トヨタ、クライスラーに続く5位。大躍進です。

注目すべきがVWだ。何と40,7%増と凄い伸び! ジェッタの値下げやアメリカ専用ボディを持つパサート(今年のアメリカCOTYも奪取した)は以前も書いた通り人気赤丸上昇中! 実力あるだけに現代自動車より手強い相手になると考える。クライスラーの復活(44,5%増)も注意しておくべきかと。

追記・以下アメリカ在住の方のコメントです。同感です。

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確かに三菱自動車は、いなくなってもまったく困らないかな、と感じます。三菱車でなくてはならないといったものが、一つも見当たりませんし、現代自動車にすべての面で劣っている気がします。その現代ですが、25年ほど前に三菱の協力/援助の下、アメリカでエクセルをデビューさせ、当初はその価格の安さから驚異的に売れたものの、しばらくして、その品質の悪さから一気に売れなくなった事を記憶しています。3年落ちの日本車の中古の方がよほどマシ、と言われたものです。それが今や三菱自動車の数十倍を売り上げるまでになりました。
 
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・ECOカーアジアは「」
 

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3 Responses to “アメリカの状況”

  1. 那須与一 より:

    20年前、私も米国にいました。ドルが150円時代で日本製品が溢れ、現代ポニー、エクセルが50万以下の価値だったけど、
    日本車の中古の方が高いという状況でした。
    一方、ビッグスリーの大きなクルマは売れず、いち早くフォードは日本風デザインで頑張っていました。
    当時、アメリカに来たけど日本車ばかりという印象でした。
    時代が変わりました。けど案外現代車の部品って日本製ばっかりだったりして。
    アメリカという国は、新しいモノには抵抗ありません。
    だからレクサスもブランドになるし、現代だろうが日本だろうが売れる。
    けど日産って、ゴーン社長だから中国にしろ、アメリカにしろ、商売がうまいのでしょうか?

  2. 真鍋清 より:

    米国Car&Driver誌の2012年バイヤーズガイド、早急に三省堂で入手しました!
    トヨタの力作新型カムリは総合点四点で韓国のヒュンダイ・ソナタと同格、フォード・トーラスが二点半であるのと比べて相当健闘しているのではないかと思います。
    また日産アルティマ(ティアナの外板を変えて北米で生産した2.5-3.5L中型セダン)が四点なのに対してその豪華版たる日産マキシマは二点半―その理由たるや「アルティマと比べて高価な割に明確な差が見当たらない」というもの、日本車の「粗製乱造」のあり方を象徴しているようでどこかチクリとササリますね♥
    米国においてこれら一連の中型セダンは、いわば日本で言う1.8リッター級セダン(コロナ変じてプレミオ、ブルーバードシルフィ、プリウス場合によってはカローラの上級グレード)に相当する位置づけと思われますが、こうした"middle on the road"の製品を生み出す際に各メーカーの技術力・思想・哲学の差が浮き絞りにされて総合力がもっとも現れる分野ではないでしょうか。
    因みにフォード・トーラスが上記の通り五点法の二点半なのに対してフォード・フュージョンは(先代マツダ6=アテンザのプラットフォームを流用していることもあろうが)四点、GMのビュイック・ラクロスは三点半と「惰眠を貪っていたかに見えた」アメリカメーカーも徐々にしかし確実に牙を剥きつつあり今後が恐ろしいことも予測できますが国沢さんは如何でしょうか―かの「史上最低のアメリカ車」として同誌によって一点を付けられたクライスラーセブリングの改良型「クライスラー200」でさえも三点まで大進歩したのだから!

  3. さね より:

    個人的な話ですが北海道にいってから、数日してグアムにいってきました。アメリカの自治領ですが、古い日本車はかなり多く、新しい車はヒュンダイ、キア、アメリカ車が目立ってました。新しい日本車はまったく見かけなかったです。うーんグアムでも日本車は確実に廃れてきてますね。大丈夫か日本車?

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