タクシー相乗り開始。ただ助手席は危険です!

タクシー相乗りの実証実験が始まる。発表された内容を見て驚いた! 2人で乗る場合、最初の客は後席。2人目の客を助手席に座らせるのだという。公共交通の貧弱さをカバーするための施策として大いに歓迎したいけれど、専門家の立場から言うと「JPNタクシーを除くタクシー専用車の助手席はロシアンルーレットと同じ。事故にあったら危険」だと指摘しておく。

なぜか? 普通の乗用車なら運転席も助手席も同じ安全性を持っている。大半の日本車は、衝突安全試験を行っていない後席より助手席の方が安全だと思う。けれどタクシー専用車になると全く違う。クラウンコンフォートやコンフォートを見れば解る通り、そもそも助手席エアバッグが付いていない。加えて助手席の前には空車表示などに使う「機器」を搭載している。

衝突した際、エアバッグ無いため、硬い機器が顔面や頭部に衝突することは想像に難くない。加えて側面衝突時の安全性を確保するためのサイド&カーテンエアバッグも付いていない。機会あったらタクシー専用車の助手席の側方を見て頂きたい。前後スライドの位置によって違うが、センターピラーか窓ガラス。いずれも横からの衝突に弱い。これまた強固な後席より不安。

もっといえば、コンフォート&クラウンコンフォートは事故を防ぐための「横滑り防止装置」さえ付いていない。だからこそトヨタは普通の乗用車と同じ安全性能持つJPNタクシーを開発したのだ。それにしても「2人目は助手席に乗せる」を誰が考えたのだろう。クルマについての知識を持っていない。相乗りタクシーを導入するなら2人目も後席に座らせるべきだ。バスや電車、飛行機だって隣に人が座る。

また「3人目も乗せる」そうな。これは助手席にもエアバッグが付くJPNタクシーや、タクシー専用車以外の車両に限定したらいい。とにかく既存のタクシー専用車の助手席の安全性は極めて低いことを認識して頂きたいと思う。JPNタクシーを増やし割安となる3人での相乗りを普及させれば、利用率の減少に悩むタクシー業界にも利用者にとって大きなメリットがあるだろう。

 

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