ディーゼルも韓国勢?

現代自動車グループのキア自動車がジュネーヴショーで全く新しい1,1リッターのディーゼルエンジンを発表する(詳細は発表されていないが、おそらく3気筒)。何と! 現代自動車グループはアメリカ市場だけでなくヨーロッパ市場でもイケイケ作戦を展開するようなのだ。

御存知の通り日本のメーカーはヨーロッパ市場に対しカンペキに及び腰。トヨタもホンダもジワジワと販売シェアを落としているし、30年前は3気筒の1リッターディーゼルで勝負を仕掛けたダイハツなんか撤退を決めたほど。そもそもヨーロッパで勝負しようとすればディーゼルエンジンが絶対必要です。

加えて現代自動車はヨーロッパの自動車メーカーの弱点をキッチリついている。というのも1リッター級のディーゼルを安価に作るのは難しいからだ。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンより圧倒的に高価。ユーロ5基準をクリアしようとすれば、エンジン本体の他、高圧の燃料系と、触媒、DPFが必要。

このセット、排気量が少なくともコスト的に大差無し。300万円のクルマなら40万円増しになっても許容範囲なれど、110万円のクルマが150万円になってしまえば厳しい。ヨーロッパのメーカーも小排気量車についちゃ燃費の良いガソリンで対応しようとしてます。なのに現代自動車は正面突破を狙う。

e213.jpg

日本式のモード燃費なら楽々30km/L超え

2012年発売をアナウンスしている『Rio』というカッコ良いAセグメント(ヴィッツと同じクラス)の二酸化炭素排出量は、現在販売されているクルマで最も少ない85g/km。ヨーロッパのユーザーに強烈な印象を与えるだろう。本来なら日本の自動車メーカーが起死回生策として行うべき作戦だったと思う。

参考までに書いておくとプリウスが89g/km。5人乗りのトップはVWポロの1,2リッターディーゼルだ(87g/km)。もしポロより15万円以上安い価格設定であれば強い競争力を持つ。マツダがスカイアクティブDの1リッターバージョンなど作り、トヨタやホンダにも供給し「チーム・ジャパン」で頑張って欲しいです。

<おすすめ記事>

5 Responses to “ディーゼルも韓国勢?”

  1. 百太郎 より:

    軽自動車のディーゼルが欲しいです。コスト的に無理ですか?

  2. 阪神ファン より:

    ダイハツ、1リッターのディーゼルは完全にやめてしまったのでしょうか。
    シャレードで設定があったような小排気量ディーゼル、復活すれば売れると思うのですが・・。

  3. さね より:

    先生の話を聞いてると、もし韓国勢が順調にその計画どうりに素晴らしいパフォーマンスなら今の日本車は負けますね必ず世界中で。 唯一マツダだけはスカイアクティブ、エンジン、シャシーやドライブトレインも含まれる渾身の新規開発らしいから、物が良ければ日本車を救うのかな? ホンダ以外、(ホンダは自社開発にこだわるメーカーだから)どのメーカーもマツダだよりなんですかね? それもいいと思います。CVTが消えて、ディーゼルが安くなり安直な何世代も使い続けるサスペンションやプラットフォームも消えて、日本車良くなりそうだし。トヨタグループも日産提携連合も早く落ちぶれてマツダだよりになったほうが日本車の未来は明るい気がします。分業でマツダ意外他メーカーは電池やインバーター制御に力を集中しとけばオッケー。て、今の状況その物ですか。

  4. ゲイン より:

    現代恐るべしなんですが、欧州三菱のASXに搭載されてるディーゼルって結構良さそうなんですけど・・・圧縮比14・9対1で圧縮比だけみるとスカイアクティブDに近いもんだと思うんですけど、三菱は技術はあるけど商売下手ですね。

  5. 国道134号鎌倉 より:

     皆さん、今晩は。
     私は、ヨーロッパの今の流れが2014年からはじまるというユーロ6の排ガス規制の実施後も続くのか、疑問に思っています。
     例えば、ユーロ6の排ガス規制に対応するディーゼル車を造るには、現状よりも5000ユーロ(約50万円)のコストアップになると思われます。今のままなら小型車特にCセグメント(ゴルフクラス)以下のディーゼルはユーロ6規制が開始されれば本体価格の上昇に堪えられないのではないかと思われます(おそらく、TSIか、ノン・スロットルで対応することになるでしょう。)。
     また、マツダのスカイアクティヴDは、国沢さんの御指摘のように、ユーロ6はおろか、ユーロ5の排ガス規制にも対応できるかわからないといわれています。
     我が国の自動車メーカーも、ユーロ6以降を見据えた対応をするべきでしょう。今からユーロ5対応で戦おうとしても間に合いません。

もっと

там

action movie showtimes

このページの先頭へ