フィアットがぁ〜?

フィアットがクライスラーの株を買うという話、どうやらトンでもない条件である。日本語だと「持ってけ泥棒!」という表現がピッタリだ。まずフィアットはクライスラーの全株数の35%を無償で貰う。それだけじゃない。1年以内もう25%分を、わずか2500万ドル(約23
億円)で追加購入出来るオプションまで付く。つまりクライスラーの経営権を23億円で買えるということだ。

凄いの、ここからです! 今回の提携、どうやらクライスラーが米国政府から30億ドル追加資金援助を貰えることを条件にしているらしい。30億ドルと言えば2100億円! 23億円払えば2100億円貰える! なんだそりゃ! 「泥棒に追銭」か? まぁアメリカ政府にとってみれば、クライスラーが破綻すると
いう悪夢のようなシナリオを回避可能。とりあえずクライスラーについちゃ悩みのネタから省けるということです。

フィ
アットは「効率悪いから」と、1年以内に世界一高いレーバーコストが必要なアメリカの工場をドンドン閉鎖していけばよろしい。大幅に会社の規模を小さくし
た上、クライスラーのディーラーで中身フィアットを売る、という算段なんだと思う。うまくいくか? とりあえず急場は凌げるものの、破綻の先伸ばしだと考える。フィアットにも環境の時代を生き延びるような技術がない。信頼性も欠けている。

今回の提携、最終着陸地点は、縮小均衡の末、両メーカーのブランド名だけ残るということになりかねない。ただフィアットとクライスラーの努力次第じゃ(ここに日本のメーカーの技術力が混じればさらに有望)案外健闘するか?

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One Response to “フィアットがぁ〜?”

  1. 匿名 より:

    フィアットのクルマは大したイメージを持たれていません。しかしフィアットは、日本で言えば三菱財閥に匹敵する企業集団です。当然そこには、エレクトロニクスや航空機関連の会社が含まれています。フィアットにもそれなりの戦略があると考えるのが自然です。2番手のフォードも、ボルボ売却へ向けて動き出しました。買い手は、中国系の会社とも言われています。いずれにせよ、ビッグ3の問題が進展を見せていることは、大変によいニュースだと思います。

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