フーガハイブリッド

今秋に発売が予定されているフーガのハイブリッドに試乗してみた。仕上がり具合についちゃ試作車と言うことで‥‥。走行中にエンジン始動した時の「コツン」というショックや、エンジン掛かった瞬間にアクセルオフした時の挙動、ハンドルをフルに切った時のフィーリングなど、
テーマは残っているそうな。

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日本じゃデザインが無理筋でしょう

加えて本来なら自慢となる動力性能も、70km/hくらいからの追い越し加速を試したら「う〜ん。こりゃ厳しい」。アクセル踏むと、7速ATのシフトダウンに時間を喰い、さらにエンジンは回転を上げるためエネルギー使ってしまう。クラウンのハイブリッドよりハッキリと遅いです。これまた改良の余地を残す。

ただポテンシャルは高いと思う。プリウスと同じ容量(1,3kWh。とてもコンパクト)のバッテリーなのに、50kWというモーターの出力をフルに使い切れるという。ちなみにプリウスのバッテリーだと28kW程度。2倍のパワーを引き出せるワケ。もちろん回生制動の容量だって大きい。燃費は期待していい。

されどトヨタは「クラウンに3,5リッターのV6を採用したのは失敗だった」と考えている。ハイブリッドの持ち味って、動力性能でなく燃費だと認識したのだ。次期型クラウンのハイブリッド、2,4リッターの4気筒になるだろう。ハイブリッドに必要以上の動力性能は不要。それがインテリジェンスです。

いずれにしろフーガのハイブリッドは、ぐにゃぐにゃのスタイルだけ見ても日本市場を考えていないこと明々白々。日産だって日本市場よりアメリカ市場だと割り切っているのだろう。「アメリカだとハイブリッド=遅いと認識されている。そのイメージを変えたいですね」。日本市場は厳しいと私も考える。

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4 Responses to “フーガハイブリッド”

  1. ぱんだねこ より:

    こんばんは。
    やっぱりフーガのデザインはだめなんですかね。初代シーマみたいに思えばいいのかなと思うのですが。といっている私もあまり好きではないです。仁王像なフーガか穏やかな仏像のクラウンか。フーガは押し出しのほしい中国では受けそうな気がします。
    フーガのハイブリッドは7速ATだったのですか?初めて知りました。モータとエンジンが機械的に直列であるのをモーターショーで知りましたが、ATだったとは。じゃ、CVTにすればいいのかって問題でもないのでしょうが、モータの応答性を生かせるような(段付きATでもよいが)ATでないと。変速している時間=ロスと考えると、その時間が人間にわかってしまうようでは・・・。
    それにホンダIMAのモータをもっと強力にしたらどうかと思っていたのですが、そうするとこのフーガみたいになってしまうのでしょうか?それ以前に、フーガのハイブリッドも、プリウスみたいに「アクセルにエンジンのツキがない」的な感じとか。
    全面否定するわけではないですが、エンジンとモータが直列につながる機構で、ホントにストロング・ハイブリッドが成り立つのかなというところが、まずは疑問に思います(モータとエンジンの間にはクラッチがあるんだよ、とかいう議論ではなく)。特に応答時間が違うものを2つつなげる事についてです。IMAはモータが小さく、あまりアシスト量が多くないから目をつぶることができた領域に、フーガのハイブリッドは入ってしまうのではないかと。逆にモータの応答性はむしろ抑えていて、それでも良い応答性や動力性能や燃費が出せるのであれよいと思います。

  2. 真鍋清 より:

    日産フーガのハイブリッド。まさかあのままの形で市販されることはないと祈りたいが、あの程度の性能ではどう見てもメルセデスやBMWの世界の一台ではなく、たかだか「ルノーヴェルサティス後継車にしてクライスラー300Cやビュイックにヒュンダイ」と同じ土俵と言わざるを得ないだろう。
    それでなくとも現行フーガが出た時、あの豪快なパワーフィールで傑作だった先代450GT(V8/4.5L/333ps)の後継車がなく国内・輸出ともにV6のみ…..特に欧州では「メルセデスやBMWとの真っ向勝負を避け、フォードにGMにルノーにヒュンダイ(※ボルボやサーブ対抗と言うにも問題あり)に対抗できればそれでいい」という「安くて良いもの」志向(決してプレミアムでも何でもない、一般勤労者やプロレタリアの匂いのするマーケット)がありありと見え、「日産はいったい何をしたいのか」と疑問を覚えたほどだ。
    もちろん、輸出用フーガが日産ブランドのままならそれでも一向に構わないし、シトロエンC6やオペル・インシグニアよりパワフルなだけでも儲け物に違いない。ところが同車の場合輸出用はすべて「インフィニティ」ブランドなのだ。トヨタのレクサスに対抗する「日産であって日産でない」従来の日本車の枠を超越するメルセデス/BMW/アウディ対抗のディビジョンからの発売なのである。
    そうした本格的プレミアムブランドを立ち上げ、その旗艦となる車種たるフーガ=インフィニティM37シリーズであるからにはまあ北米用の5.6L/V8(420ps)はCO2排出量や燃費規制の関係で難しいとしてもハイブリッド(3.5L)を徹底的に煮詰めてシステム出力370-380psと14-15km/lを実現して「V6エンジンの究極を極める」心意気で製品化すべきだろう。
    小生個人としてはVWトウアレグ的にセーリング機構付きの7速ATに3.5L低圧ターボを組み合わせ、モーター作動時のトルクバンドはエンジンのピーク時を活かす…..というムダのない燃焼効率で国産ハイブリッド界に新境地を開くことを期待したものの、実際にはパテント等の関係でそうそう問屋は卸さないのだろう。3.5L/V6のエンジンに68ps相当のモーターの組み合わせ、従ってシステム出力は常識的に考えて360-370psが有力だろうが、これだけのパワーを豪快かつムダがなく活かすために7速ATとパワーユニットのマッチングを考えて世に送り出してもらいたいものだ。そうあってこそ世界的にこのクラスを席捲するV8勢に対する有力なアンチテーゼたりうるのであり、V6ならではの鼻の軽さと回頭性、パワーユニットの合理性を江湖に知らしめることになるのではなかろうか。
    PS
    同じハイブリッドつながりでも、トヨタの次期クラウンはスクープによれば4気筒2.5Lのハイブリッドを目玉商品とし、新設計プラットフォームを用いて小型化・軽量化を実現するという。何より「激速クラウン」の系譜は3.5L/V6搭載のアスリートに一本化、主力たるロイヤルサルーンは燃費改善を施したV6/2.5Lガソリンと件の4気筒ハイブリッドのみにしてしまう(∴現行の3.0L/V6は廃止!!)のだそうだ。この辺りは大いなる英断であり、25km/lの平均燃費をコンスタントに実現する4気筒ハイブリッドと新設計軽量シャーシとの組み合わせに高い志が感じられると思えてならない。トヨタ自身としては本腰を入れてEセグメント車の生き残りに取り組んでいる姿勢が伺え、何より空気抵抗(Cd値)が現状よりも低減されるという噂すらチラホラ聞かれることと相まって欧州にも輸出してもらいたいと切望する次第だ。むろんレクサスとの重複を避けるためにトヨタ・ブランドで、EU域内ではアベンシス(横置きFF)の上を行くFR上級セダンとして、決してメルセデスやBMWとは言い切れないもののボルボやサーブ、或いはVW上級車種に対抗すべくリーズナブルな価格で送り出して欲しいものだ。この場合、全幅は日本仕様の1780mm程度(予測)では欧州では通用しない故、1840mmまで拡大してディーゼルハイブリッドを目玉とするプジョー508に真っ向対決させてもらいたい。

  3. 真鍋清 より:

    新型フーガ・ハイブリッドの立ち位置は日産によれば既存のV6/3.7Lガソリンのフーガのさらに上を行く従来のV8/4.5Lの位置づけに当たるものだという。
    それはそれで一理あろうが、こうした超弩級サルーンをハイブリッドで成立させるにはどこか無理があるとも取れる。無論、VWのトウアレグ・ハイブリッドよろしくガソリンエンジンのツインチャージャーにリチウムイオン・ハイブリッドを組み合わせてそのエンジンのもっとも美味しいパワー/トルク領域を生かしたモーターアシストなら好燃費と爆発的な出足の双方に寄与するものの、それでは今度はコスト面で折り合いが付かなくなる上、市場があるかどうかも疑わしいだろう。
    ともあれ、現状のフーガハイブリッドは通常の3.5Lエンジンをベースに68psのモーターでアシストする構造だが、その場合ツインモーター・ハイブリッドの宿命で高速域での長時間巡航の燃費が一定せず、こういった自然吸気ガソリンベースの高出力ハイブリッドというのはなかなか成立が難しいのも否めない。
    日産もメルセデスと資本的・技術的連携ができたこともあり、高出力V8系エンジンはメルセデス系ユニットをモディファイして使う一方で、ハイブリッド関係は現状だとより経済性に焦点を絞った、そこそこのパワーとコンスタントに実現可能な20km/l台の燃費を重視したものがふさわしいのではないかと思える。その場合フーガ自体の「高性能サルーン」を目指す成り立ちと手放しで相容れなくなり、やはりフーガに真の意味でふさわしいのはディーゼルターボかそれをベースとしたハイブリッドなのだろうか。

  4. ゲイン より:

    試作車とはいえ早速のレビューありがとうございます。…
    ですが正直ガッカリです。これはフラッグシップじゃないですね。だったとしたら掲げてるのは白旗ですかね(笑)
    日産ディーラーに来たお客さんが「日産にはハイブリッドないの?」と質問した時にディーラーマンが「ございます。」と答える為にあるぐらいの車ですかね?
    おもてなしの日産「ティアナ」じゃないですが、おもてなし(商売人)って感じですね。技術の日産に期待してたのですが早計でした。残念無念再来年(笑)でしょうか
    なんかマーチといいフーガハイブリッドといい大丈夫ですかね日産は、なんかリーフにも不安を感じてしまいます。

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