公聴会延期は神風

本日ワシントンDCで開催されることになっていたトヨタに対する公聴会が、大雪のため24日に延期されることになった。トヨタはこの雪を「神風」にすべきだと強く思う。なんせ公聴会でのメインテーマは「電子制御の不具合によってアクセル全開になってしまう可能性あるんじゃないのか?」というもの。

いわゆる「悪魔の証明」みたいなもの。仮にアメリカ側から「アクセルを踏まないのに全開になってしまったケースがある」と言われたなら、受ける側(トヨタ)は販売した全車を調べ「そんな事実はない」と主張しなければならないが、これは事実上不可能。一方、攻める側からすれば、一件でも、デタラメであっても不具合を指摘すればよい。

どうやらトヨタ側はKYだからして公聴会に対する危機感をあまり持っていないようなのだ。日本で電子制御関係のリコールを出した翌日とあって、本日公聴会が開かれたら酷いことになったろう。大雪がプレゼントしてくれた2週間をフルに使うべきだ。まずトヨタ側はトヨタバッシングの根源になっている事案に対しキッチリ対応すべき。

「アメリカの皆さんのご愛顧のおかげで業績は急激に回復しました」と理由を付け、州知事に面会しヌーミーの閉鎖撤回が出来たら100点である。UAWにも「申し訳ない」でいい。さらに米メディアに対し、お詫びの広告をふんだんに出す。これを即座に実行すれば、2週間後には気の抜けた公聴会になるだろう。

リーマンショック以後のトヨタに欠けているのは欧米で要求される『ノーブレス・オブリージュ』(持てるモノのやさしさ)という気持ち。お金持ちは多少鷹揚でなければ愛されない。ガメツイお金持ちなど世の中に不要です。このままだとトヨタはシェークスピアのシャイロックになってしまう。

昨日報道ステーションで行った

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7 Responses to “公聴会延期は神風”

  1. いひゅもん より:

     その通りだと思います。
    「アクセル全開になった」と言っている人が有名人で所謂”プリウスセレブ”なので米国での反応は過大です。 米国は勿論日本のマスコミを有効に利用することでかなりの沈静化が出来るはずです。 私に言わせれば「もっと上手く立ち回ってもいいんじゃないか!」です。 特に米国ではロビーストやその道のエージェント利用は重要で彼等を使うことくらいはトヨタくらいになれば当然必要なので普段から付き合っているはずと考えるのですが・・・。 米国ではトヨタ、一企業の問題では済まなくなっていると思い心配してます。

  2. あき より:

    「電子制御の不具合によってアクセル全開になってしまう可能性あるんじゃないのか?」
    これに対する答えは
    ある or ない だけではなくて
    あるかも but 回避可能 であれば良いのでは?
    回避不能だったらおしまいですね

  3. コノハズク より:

    後半部分、激しく同感です。品格問題で批判を浴び続け、(個人的には残念ですが・・・)最後は土俵を追い出された朝青龍と同じ。「強けりゃいい」、「自分だけ儲かりゃいい」というのは全ての企業の本音ですが、それを剥き出しにしても許されるのはベンチャー企業の間だけ。カネにまみれた勝者がやると醜悪の極みです。以前の対インサイト比較広告にしても、品格ある横綱相撲とは程遠い内容でした。
    徳川家康に次のような逸話があります。
    晩年、家康が厠で用を足していた時に、風が吹いて紙が一枚ハラハラと飛んでいったそうです。家康は尻を隠そうともせずにその紙を追いかけました。それを見た側近が「大御所様ともあろうお方が何とみっともない。紙などいくらでもあるではないですか」とたしなめたところ「わしはこうやって何一つ無駄にせず生きてきたからこそ天下が取れたのだ。格好などどうでもよい」と言って怒ったそうです。
    やはり三河というお国柄もあるんでしょうかね。

  4. ケイイチ より:

    また失礼いたします。トヨタの危機管理は平素ならマニュアル通りで良いのでしょう・・・それが世界のトヨタになれた訳だからの苦労は?想定外だらけ。その昔、敗戦の痛みから立ち上がり、世界に経済大国とまで評されるまで世界を駆けて頑張った日本人。当時は欧米から「エコノミックアニマル」と揶揄された猛烈な挑戦と商売の精神は、世界で負けた生き残り達が死を畏れず這い上がろうとした気概の表れでした。モータースポーツの躍進にも見られます。小さな国ながら、名誉を重んじ誇り高さもある国民性。こうした不屈のプライドも現代の日本人からは見事な?までに抹消されてしまいました。真珠湾での奇襲成功は、日本人の勝手な戦術ですが。相手にしてみたら個別には屈強の民族だが、全体主義の悪例。早目に勝たせて持ち上げれば・・・後は国ごと成り上がり容易い人間の国と思われています(太平洋戦争の事例からしますと)。昔から恐いのは小数精鋭、宮本武蔵から一部の軍人に至る存在まで研究され尽くしていましたから。組織としては模倣が優先する未熟さ、能力主義は疎まれる日本社会。ですから頂点を奪取した後は安堵感から緊張を無くして必ず転落しやすいスタイル?も指摘されているようなもの。傑物の快挙で突き進み!、皆が手柄に耽溺して同調するが・・・衆愚政治の如く、推進力を失い衰退してしまう。あの織田信長や豊臣秀吉など、一代で大成するが周囲が失墜させていく栄枯盛衰パターンを地で行くあたり、現代の日本企業が盤石と言い難いのも同じ。繁栄や維持に費やされる日々にこそ、胆力と知恵が試されるというのに・・後継者は決まって揺らぎやすく脆い。大陸型のタフなスタミナを見抜けず、スプリンター路線?で終わるあたら残念。なりふりかまわず目的を達成するが、美しい勝ち方を知らないというか?繁栄呆けしやすい(日常に流されやすいので危機管理よりも、無難を崇拝する現実感の薄れ方・・災害や破綻から逃避して即応できない組織の偏重が好まれる)。確かに美学の欠如はありますね。かつて日本の武士道は、欧米から自分達の騎士道に通じるくらいと評価されましたが、廃れさせたのも日本人自身。成功→安楽→大切な精神の支えを軽視して失うパターン。トヨタも国民も感謝わ忘れて、安っぽい成績に執着するテキストの雪崩に埋もれている。個の喪失は時代の老化ですから。いつまでも青年期の意欲と姿でいても良いのですよ。仲間外れが恐いから、どうでもいい諦めに奔走し、自堕落を快楽安楽と錯覚するのは・・・ブレーキ制御のコンピューター以下ですから。

  5. surf より:

    リスクマネジメントの難しさを改めて思いしらされる…。コンサルティング会社もサポートできないのでしょうね…。トヨタでもこれだから小さなところはお手上げ…。

  6. マスコミは公正に より:

    国土交通省に寄せられている自動車に関する苦情について見たところ、フロアーマットに引っかかってアクセルペダルが戻らなかったというのも1件ありました、これはトヨタとは別の国産車です。また、アクセルペダルが戻らないものも1件ありました、これもトヨタ以外の国産車です、これは普通ではリコール扱いにならない程度のものなのでしょう。また、エンジンの急発進に関するものも多数見かけましたが、全メーカーについて発生しています。なぜアメリカは「トヨタの急発進だけを狙い撃ちするのでしょうか」急発進よりエンストの事例の方が数も多く感じられますし(全メーカーに限って)高速道路で突如エンストして事故に遭遇したという危険な場合も報告してありました。燃料電子制御装置は全車種採用しているため、マスコミもあえてトヨタを標的にする必要がありません。ここは、公正に判断してください。必要のないリコールはいりません。 私が買ったスズキのスイフトはエアーバッグでリコールがあり、納車時にパワーウィンドの調子が悪く、またアイドリング時のエンジン回転数がたかかったため納車の日に調整してもらいました。
    なお、もう1台乗っているトヨタのスパシオと比較するとブレーキのききは悪いです。トヨタの敵失のようなものに乗じて煽りをするマスコミは最低です、「新型インフルエンザ」騒ぎ同様煽りをするだけで、国民の利益になるような情報を的確に流していません。そのうち、テレビ・新聞等のマスコミは国民に相手にされなくなることが目に見えてます。

  7. ケイイチ より:

    世界の経済が豊かなら起きないはずだった摩擦とは・・・哀しい実態。耳をすませば、地球からギスギス異音が聞こえそうですね!。不況は国境を越えた疑心暗鬼を生じさせる。不透明な日本人が勝ち逃げ?に錯覚される時代だから、意識の断層は埋めなければなりません。クルマに限らずアメリカは最大顧客ですから、二億の人口に儲けさせないとテンションが上がり無為な共倒れに移行したっておかしくないご時世ですね。そういえば、米国基地施設を硫黄島に移転してみては・・・という案がありましたね。却下されたばかりですが、硫黄島の環境は人間の快適な生活に適さない、軍事拠点としても重要度が低く評価される。なにより基地施設として運用するにあたり、環境の適性化や基地建設だけでも重労働。アメリカ人にとって忌まわしい古戦場である硫黄島は、全島が慰霊碑とも言える太平洋戦争鎮魂の場所。正直・・敬遠される適さない理由の方が多くなります。ただし、土地の占有率からすれば広大な面積を計画に従い軍事施設に転用可能な条件は完璧です。かつて日米の交渉で日本列島を浮沈空母と呼んだ話しが物議を醸し出す一件を覚えていませんか?。まさに天然の航空母艦そのもの。日米の国民を労働者として一定年月に従事させる公益事業を立ち上げれば、テネシー川流域開発(子供の社会科ですね・・まったく)みたいに。両国の失業者に最大の雇用対策を講じるチャンスです。軍事利用といえば聞こえは悪いですが、基地移転で平和活用すると日本国内に広大な敷地が戻ります!。日常生活で墜落の心配よりも、主要地に陣取らないから有事の際は空爆による周辺住民への人的被害が避けられるメリットは大きいです。どうせ予算を使うなら硫黄島を人間に住みやすいリゾート環境並みに変貌?させることは難易度が高い事業。国内に眠っている資材や生活用品から備蓄米まで腐らせず?新たな使い道となり景気の歯車が回りだします。不景気が生み出した余剰物資の還元対策にも理想的な開発対象かも知れません。最近問題になる風力発電所の人体に有害な低周波も、翼の表面が硬く平滑な為に発生しているので、表面に柔らかな繊維素材を貼り詰めることで低周波発生を消せるらしいではないですか?。便利な物なら活かす方法もあるはず。そういえば静かだから擬音を出せだの、制動が不完全だのと個人攻撃のイジメみたいで・・・学友を謀殺したり??それってテロリズムではないのですか?。米軍は日本国土を追い出され?海外に侵略しに行く訳ではないのですから。このプロジェクトにより日米の労働者がコラボレーションすれば、アメリカ軍人の休養と慰労施設も含めた洋上に初の平和利用を目指す防衛拠点が建設できます。米国海軍の艦艇を寄港させる巨大港湾施設も造るとなれば、硫黄島再開発は思わぬ救世主になるかもしれません。いまのように貴重な政治家の就任期間と公費を、ヒステリックで情けない足の引っ張り合いに損耗している日本政治よりは前向きな投資対象です。法治国家でありながら被害者が泣き寝入りさせられる負の渦巻く社会、内輪揉めで自らの危機管理も出来ない日本人政治家の無益なスケール感に辟易したくないです。大戦中には「戦争景気」と言う忌まわしい言葉もありましたが、暫くは戦争の陰を引きずる新しい世紀をテロリズムから救うべく、本当の意味ある国際協調を日米でリードするとしたら軍事をネガティブに捉えず有効に活かす「国際平和の拠点」に発展していけるプロジェクトが必要です。ちょっと脱線してすみません(謝)。

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