日産にとって日本市場のシェア、軽自動車を除けばわずか7%! だからヤル気無し?

日産の2017年の販売実績が発表された。世界販売台数は581万6千台と、昨年から4,6%伸ばし過去最高を記録している。このウチ、最も販売台数を伸ばしたのは中国で、何と12,2%増(152万台)。日産に於ける中国市場の割合と言えば、26%にも達しているから驚く。もしかしたら2018年でアメリカの159万3千台を抜くかもしれない。日本の市場規模の約4倍だ!

上の数字から日産の分析をしてみたい。まず日本市場。この10年、ずっと縮小均衡策を取り続けてきた結果、もはや7%になってしまった(三菱自動車担当の軽自動車を含めて10%)。しかも日本市場向けの量販車種と言えばセレナとノートくらいのもの。次期型ノート、おそらく欧州マイクラの兄弟車種になるだろうから、実質的にセレナだけとなる。寂しいです。

こうなると企業として日本市場に投資したり注力する意義は薄い。特に私達のような日本のクルマ好きなど考える必要無し。ということで、今後、ドンドン日産の国内市場に対する熱意は薄れていくと思う。日本でリーフが売れなくたって、アメリカと中国でZEVのクレジットを稼いでくれるため何ら問題無し。日本発の技術やブランドイメージすら不要になるかと。

現在日産が開発している車種の大半は、アメリカと中国で販売されるモデルのようだ。東南アジアや新興国向けのSUVについちゃ三菱自動車中心になっていくことだろう。フーガやスカイライン、ティアナなども、アメリカと中国市場向け。クルマ好きにとっては日本と欧州で売れる魅力的なコンパクトカーを期待したいところながら、儲からないからやらないと思う。

一方、日本経済に於ける日産の貢献度たるや大! 大幅に生産能力を少なくしたとはいえ、中国の150万6千台(日産全生産台数の26%)に次ぐ102万台(同18%)を国内で作っている。雇用や部品の調達で絶大なる経済効果を生む。はたまた日産が世界各国から得た利益を日本とフランスにもたらしており、日本国にとってヒジョウに大切な企業と言って良かろう。

この点を持って、国交省の日産バッシングは腹立たしい。貢献度絶大な企業なのだから、もう少し前向きな対応策を出し合ったらいい。日産のイメージを落として何の得も無いです。また、ルノー、三菱自動車、ダチアを合わせた販売台数は、2018年に世界一となる可能性が大きい(2017年は2位?)。全てゴーンさんの働きによるもの。このまま全開で突っ走って欲しいと思う。

・追記 30日の夜、日産から新しいプレリリースが出て、どうやら2017年でグループ販売台数が世界一になったようだ。ただVWグループの方が多かったという情報もあり、確定しておらず。まぁトヨタを含め3社でいい勝負だと思う。

 

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