部品メーカーも中国へ

自動車メーカーが「脱日本」を目論んでいるとなれば、部品メーカーだってノンキに構えちゃいられない。優れた内装トリム材
を生産している『』は中国のチェリー汽車系の企業と合弁で中国に工場を造るという決断をした。ある意味、日本の自動車メーカーに「見切り」を付けたんだと思う。

この決断は日本の自動車メーカーにとっ
ちゃ厳しい。チェリー汽車の内装トリム、テカテカの素材で安っぽかった。こいつが日本車と同等のクオリティになったらどうか。韓国車は日本車に追いつくのに20年掛かっている。されど日本の技術をそのまま取り入れれば、あっという間に追いつくことだろう。

先日、エクステリアの品質を大幅に
向上させられる金型造りの「オギハラ」の館林工場が中国のBYDに居抜きで買収されたと思ったら、次はインテリアだ。こんな調子で次々と技術力のある有力部品メーカーを取り込まれようものなら(というか続くと思う)、どんどん中国車のクオリティが上がっていくことだろう。

ちなみに中国への技術流出、日本だけじゃないようだ。PSAグループのフォレシア(仏)も、中国のジーリー(吉利)汽車と合弁で中国に進出する。フォレシアはインパネやドア、シート、DPF(ディーゼル用)などをVWやPSA、日産、BMWなどに供給しており、ヨーロッパじゃ大手。技術力もあります。

ただ
長期的に考えると中国も賃金コストの上昇は避けられまい。中国進出も大切だけれど、先見性のある企業は日本で安価に良質の部品を作る戦略を練り始めているようだ。私も日本がこのままダメになっていくと思っていない。もちろん今の「国の枠組み」が変わってからの話ですけど。

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2 Responses to “部品メーカーも中国へ”

  1. lucky より:

    いつも、拝見させていただいてます。
    いろいろな産業で、中国資本を受け入れている会社は、日本で600社以上有るそうです。
    そのほとんどが、金融機関からの、貸し渋りを受け、金融機関に安定株主をお願いしている会社です。金融機関も利益を出す事が目的なので、M&Aなどで、手数料で儲け、不良債権は、債権機構に売却し、赤字は、増資して穴埋めします。
    本来、自国産業の発展の為の金融だと思いますが、いかがなものでしょう?
    昨年、亀井大臣の対策で、潰すことが出来なくなり、金融機関も困って、この方法しかないのでしょうか?疑問です。
    日本の会社が、主導権を握り頑張って欲しいものです。

  2. ごとごと より:

    私も "内装" は高品質な自動車のメーカーを 一(いち)から作ろうとしたときに、重要で難しい技術と思いますが ( "エンジン" を除けば。ただし "エンジン" は EV であれば不要 )、仕方ないでしょうね。
    トヨタもリコール後でさえ、部品メーカーに「部品価格を一律 3割下げろ」とか「中国部品メーカー並の価格にしろ」などと言ったようですし。
    同じような価格であれば、今後伸びると思われる中国メーカーとつきあった方が良いかもしれませんし、「かんばん方式」で「短納期少量生産」になってきた日本メーカーより多少ゆったりできるかもしれません。
    ま、Jaguar や Volvo など(?)、安く売っているメーカー(ただし従業員を継続雇用する条件?)もあるので、どちらにしても技術はけっこう簡単に手に入ってしまうと思いますが。( Jaguar はインドの企業が購入済? )
    ( 日産の工場がストップしている件も、STマイクロシステムズという会社 (スウェーデンかどこかヨーロッパの自動車用 IC では大手の企業) のICがストップしていることが原因のようですが、これも中国企業などが購入しだしたからとか??? かんばん方式で小分けの注文なので、このようなリスクもあるんでしょうね。)

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