日本は強い

どうしても理解できない。なぜ日本人のポテンシャルを信じられないのだろうか? 例えば大規模農業が出来ない理由は、少しでも農地を持っていると小遣いになるからだ。作っても売れないとなれば、おそらくナニもしなくなるだろう。そのまんま荒れた農地になるか、となればそんなことないと思う。

必ずや「オレがやってやる!」という元気のある人が出てくるに違いない。少しだけ米を安く作れるようになれば、輸入米より多少高くたって国産のお米を食べることだろう。他の農産品も同じ。農産品が高いのは中途半端に補助を出し、本来なら淘汰されるている事象が生き残っているからである。

また、今の農業だと若手が参入したくなる魅力がない。お年寄りは10年間の猶予期間のウチ、働けなくなるだろう。だったら足を引っ張らないで、寝込んだ時に若手がお金を稼げる環境作りを考えるべきだ。今のままだと寝込んだ時に我が国はニッチもサッチもいかなくなり、一番辛い目に遭うと思う。

歴史を紐解くと、日本の強さは根っこに日本好きの精神が見事に通っているからだと思う。外国勢優勢となれば、必ずやリーダーシップを持った人の登場となる。いや、登場出来る環境になっていく。TPPに反対してる国際競争力のない人も、そこに乗っかっていけば絶対にやっていけることだろう。

TPP反対派の意見は全て論破できるか、さもなければ対応策が出せると思う。でもTPP賛成派って裕福か、頭良いか、日本がダメだったら海外に出られるかのどれか。アタマから湯気出して賛成しなくても問題なし。反対している人にケンカ売る気などないワケです。最後に困るのは反対してる人ですから。

TPPに乗ったら日本の農業がダメになる、という負け犬根性も悲しい。自動車産業は絶対そんなこと言わないです。このあたり、クルマに興味のない人なら言っても理解できまい。されどクルマ好きなら理解していただけることだろう。むしろTPPに賛成する人の中に坂本龍馬が居ないことこそ問題点かと。

繰り返すが人やモノやお金や制度が自由になって最も厳しいのは、能力のない人や産業だ。TPPの国の中で最も強いの、日本だと思う。EUで破綻しかけてるのは遊び人の国であるギリシャやスペイン。アメリカの言いなりになる、というのも負け犬根性全開。政治や金融以外はほとんど勝てると考える。

アタマから湯気を出してTPP反対と言ってる人を見ると気の毒に思う。もちろん「反対しないでね」と言ってもムダなので反論しない。今のダメになりつつある日本の状況を継続すればいいでしょう。個人的にはTPPでも韓国のようにFTAの対象国を増やす作戦でも良いと考える。

目標を設定出来た時の日本は強い。世界一だと思う。自信を持って欲しい。そもそも今の日本がアメリカの言いなりになっていない、考えているなら、これまた幸せなことかもしれませんね。ということを書いても歴史的に鎖国派は納得しないでしょう。私は「なるようにしかならない」と認識してます。

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17 Responses to “日本は強い”

  1. 土地 より:

    今日の日本をだめにしてるのは、日本人があまりにも土地に執着してることです。農業だけでなく、東京郊外では、たった数百メート幹線道路をつなげるの数十年もかかる。郊外の鉄道計画が土地買収でもつれ開通が10年以上おくれ投資資金の金利負担で、開通しても運賃がとなりの駅まで250円、3キロで550円。
    人生長くても100年なのに、必要な社会インフラを整備するのに人生の半分を費やすのはまともじゃありません。
    このような日本を変えるには、農地も宅地も個人所有を禁止することが必要です。英国は、土地はすべて国王が所有して、国民は国王から貸与してもらう仕組みです。
    日本も土地は、すべて国が所有して、国民は国から一代かぎりで貸与してもらうようにすれば、土地の執着はなくなり、道路や農地の整備がすすめられます。
    実務的には、土地の固定資産税のかわりに使用料を払うことになります。

  2. こーじ より:

    英国の土地の仕組みがそうなっているとは知りませんでした。共産国の中国とまったく同じシステムですね。日本は土地本位主義です。銀行にお金を借りに行くと分かりますが、担保は基本的に土地です(金とか有価証券等でもいいんですが、それはイコール現金ですから)。担保がなければ基本お金は貸してくれません。今の銀行は土地担保に頼りすぎてバンカーとは言えない能なしだと思いますが、土地本位は変わらないと思いますよ。その地に根を張るとか、骨をうずめるとか、言うでしょ。日本は昔からそうだったんです。いまさら変わるとは..
    話を元に戻して、TPPですが日本に利は少ないと思います。が損してでも加入すべきでしょうね。これはどこの経済圏に居たいかということだと思います。中国の経済圏に居たいなら入らない、アメリカなら入る。要するに踏み絵を踏まされているんです。どうせなら入ってアメリカと交渉でけんかして良い条件を分捕ってほしいです。TPP経済圏に居る有利さを最大限に生かして中国相手に商売すべきでしょう。損を被る農業には補助を入れて(お金をばら撒くのではなく、安く生産できるように設備や消耗品に補助すべき)頑張ってもらうしかないかな。!?

  3. COLT より:

    ケセラセラ。まさにその通りです。
    たぶんTPPも沖縄の米軍基地移転みたいな扱いになるんでしょう。しかしそうなったとしても「ケセラセラ」を忘れずに生きてゆきましょう。

  4. けむけむ より:

    今回の内容はすばらしく良いですね。
    ちょっと昔の話になりますが、県産米という品種も分からない米を、1キロ400円で売ってた時期ありましたね。1990年位かな。はっきりいってものすごくまずかったです。
    今は同じ値段で美味い米食べれます。
    つまり売れる米を作ったか、ただ家農家だししょうがなく今年も植えるかな、みたいな米とは全然ちがうのを理解して欲しい。
    要は甘えるなってことです。

  5. アミーゴ5号 より:

    自分の様な農業政策のド素人でも①高齢化による担い手問題、②小規模農業と休耕田による低効率問題、③減反政策による国からの補填問題等、負のスパイラルはわかります。
    どうみても、今のままでは衰退するしかありません。
    今の農協と農水省は、かつて「日本ではクルマが作れない」と決めつけた、50〜60年代の通産省と同じ発想です。
    水に恵まれ四季に富んだ日本の自然と、日本人の能力とセンスを持ってすれば、やりようでは負けないと思います。
    会社組織などのシステマティックな仕組みにすれば、①担い手が少ない分、低コストな農業、②大規模化による効率アップ、③自給率アップと輸出等による税収増が見込まれます。
    座して衰退を待つなら、ピンチをチャンスに切り換える構造改革を実践するべきという意見に、賛成です。

  6. applefanjp  より:

    10年後の世界
    我が子たちはどこで生きるのでしょう。
    そして、日本の
    人々の生活、
    経済、
    主な商圏・・・などなど・・・
    何でしょうか?
    どうでしょうか?
    どこでしょうか?
    JICAをはじめ、
    日本の先遣隊によるアフリカへの土台作りが
    数年前から進められています・・・。
    そのときの日本のパートナーは?
    そして、進んでいく先は
    インド?
    アフリカ?
    どうなっているのか・・・。
    シンクタンク等でいろいろなシミュレーションが
    進められているでしょう。

  7. 匿名 より:

    アメリカと交渉でけんかして良い条件を分捕ってほしいです。
    その通りです。TPPは短期的には日本の負け、でも長期的に見ると既にある程度すすんでいるアメリカの日本化(文化、日本の企業の進出etc.)が加速すると思います。まじめに働く人が大部分の日本人とルールを変えてうまい思いをしようとするアメリカ人(その他も)では、長期的に見れば結局日本人の勝ちです。自分としては日本でしか通用しない専門職の資格もアメリカ(やその他の国)でそのまま通用するようになるのではと少し期待しています。ただ導入すれば痛みはかなりのものかと!不安も可成りあります。

  8. カンマニ より:

    TPPを21世紀の開国なんて言わないで、21世紀の楽市楽座といえばいいんじゃないでしょうか、とおもいます。
    幕末の開国騒ぎになぞらえるから、尊王攘夷派が21世紀になっても出てくるわけで
    楽市楽座とすれば、好き好んで信長に蹴散らされてしまうような立場を選ばなくなるとおもうのですよね。
    そんなことを考えます。

  9. 坂本龍馬がいない。
    確かにそう思いますが、現代でもまだ一人の人に頼らないといけないのでしょうか?
    今はネットワークがあります。一人一人の意見を積み重ね、議論を重ねていけば、それは巨大な一つの力になりませんか?
    それこそが、現代の'坂本龍馬'ではないでしょうか。
    でも国沢さんのブログに(自身のブログ等へのリンクのない)ハンドル名でコメントしていても、それは居酒屋で愚痴っているのとあまり変わりません。
    そもそも、コメントを寄せている人の間での議論も出来ませんし、過去のエントリになってしまえば、注目する人も劇的に減ってしまいます。
    (コメントを否定している訳ではありません。でも、得に今回のような話題、コメントすることで何となく満足してしまっているとしたら、それは間違いでは、ということです。)
    今、最も影響力を持てそうなのは、(一応)実名登録が前提のでグループを作って議論し、意見を集約することではないでしょうか。
    そう思ったので、以前話題になっていたガソリンへの課税
    (ガソリン増税必至!)
    について議論するグループを作ってみました。
    自動車に関する税を所有から使用(走行)によるものへ移行することについて議論する

    TPP等についても、同じような取り組みが是非必要だと思います。
    そうしないと、国会(議員)への直接的な訴求手段を持っている人達だけにいつまでも日本の将来を決められてしまいます。

  10. Rotarycoupe より:

    日本はTPP交渉参加9カ国のうち、すでに5カ国とFTAを発行済みであり、さらにペルーとは署名済み、オーストラリアとはFTA交渉中です。残るはニュージーランドと米国。つまり新たにTPPに参加することは、米国とガチンコの勝負をすることを意味します。
    米国は、弱くなれば平気で自国の通貨を切り下げる国です。いっぽう日本はそれができない。中国はプラザ合意以降の日本の振る舞いを徹底的に研究しているので、人民元切り上げを行わず、最低賃金を引き上げることで国内のインフレ批判をかわしながら上手に自国通貨の実質的価値を低めに誘導し、米国に対抗しようとしています。
    米国とガチンコ勝負するなら、プラザ合意に至る道筋とその後のバブル崩壊までの日本の失政を研究し反省すべきと考えます。今のままではTPPはプラザ合意の再来です。プラザ合意のときも、政府は「円高になるのは日本にとって良いこと」と繰り返し、日本国政府の弱さと米国の恐さを知る昭和天皇は「円高は本当に日本にとって良いことなんですね?」と、、、

  11. 侍は負けフラグ? より:

     TPP参加国にカナダは含まれていません。自国に有利な条件を事前交渉しようとして、参加国から拒絶されたのです。
     TPPに甘い妄想は通用しません。参加を表明しても入れるかどうかは参加国次第。議事録は非公表となっており公表されるのは50年後・・・
     参加するしないの議論よりもメリット・デメリットを明示して国民的な議論をする時間が必要だと思います。
     その上で各自の行動が求められると思います。

  12. 阪神ファン より:

    >参加するしないの議論よりもメリット・デメリットを明>示して国民的な議論をする時間が必要だと思います。

    私も同感です。
    政府として、TPPは全ての内容が理解されていないという意見も聞きます。TPPの本質を理解する必要があると思います。
    (多数の方は理解されているのかもしれませんが・・・)
    民主党議員が韓国との文書にサインしたら、中に「竹島返還を要請しない」という意味の文が含まれていたということがありました。全ての中身を理解せずサインした結果です。
    こんな失敗は2度と繰り返してほしくないです。
    世界はこういうことだと思います。
    良い/悪いは抜きにして、普通の国は国益を考えて行動します。
    昨日、私が思っている疑問点を投稿させていただきましたが、TPPは外交問題でもあると思うので、取り返しの付かないことにならないように・・・。

  13. ヒロポン より:

    TPPの問題を語る前に米韓FTAに盛り込まれた毒素条約抜粋
    1.サービス市場を前面開放例外は別途記述
    2.一度決まった規制を緩和する=変更付加
    3.他国と有利な条件の取引をした場合米国にも適用
    4.米国の国益が損なわれたと、米企業が判断した場合輸入関税撤廃を無効とする
    5.米国の企業が韓国の政策によって損害を受けた場合国際投資紛争仲介センターに提訴、韓国で裁判を行わない、韓国側だけに適用
    6.米国企業が想定する利益が得られなかった場合,FTAに違反していなくても米政府が韓国を提訴できる
    7.規制の対象を立証できない場合市場開放のため追加処置をとれる
    8.米企業+米国人には韓国の法律よりもFTAを優先
    9.知的財産権の米国による規制
    10.公共業民営化
    これって、米国の属国に(植民地に)なる事を認めたという事ですね?

  14. 下澤 淳 より:

    ギリシャの破綻ですが、私は破綻するような国をユーロ圏に加えた他国にも勿論ギリシャ自身にもあると思います。ようするにプラスの効果ばかり目を向けて判断を誤った政治的失敗ではないでしょうか。
    そう考えると、自由貿易は政治が判断を誤るとかなりのリスクを背負ってしまいます。私の懸念は今の日本の政治力、外交の交渉力が日本の民間の足を引っ張ってしまわないかという点です。
    また高橋洋一さんが経済学的にはTPPの恩恵は大きいと書いてはいますが、しかしそれは日本がまともな金融緩和策を実現できての話です。金融政策は大砲、為替介入はピストルと表現しています。日本は変動相場制で自由な金融政策が出来るにもかかわらず行っておりません。円高放置です。自国でやれることもまともにやれない政府では、アメリカとのまともな交渉は期待できないと思います。

  15. いいとこ取り より:

    TPPが中国に対する米国の経済牽制であるのは事実です。
    日本はこれから中国を相手にしたほうが儲かります。
    ただし、中国は米国以上にエゲツない。
    そこで生活の知恵。
    経済的には中国を中心に、軍事同盟的には米国と。
    中国はもう一度文化大革命が起きます。そのとき間違いなく
    世界がヒックリ換える。

  16. 麦チョコ より:

    TPPについては“中野剛志氏”の反対意見が説得力があると思っています。
    残念ながら現在の日本政府の外交能力ではTPP交渉は危険としか思えません。
    現状よりもさらにアメリカの属国化(植民地化)が強化されるだけでしょう(泣)

  17. 団塊eurasia より:

    TTPに強く反対するのが、自己の既得権益を守りたい業界団体の人(このままでは、いかんと現状打破を唱える、やる気のある、前向きな考えの人もいるが)であるのは仕方がないとして、これから日本を背負うべき若い人が参加に消極的なのが少し気になります。
    数年前の新聞記事に、世界各国の高校生へのアンケート記事が載っていました。 「自分に自信があるか?、将来に希望があるか?」という質問に対し、日本はわずか30%、アメリカ、韓国は85%、中国に至っては、ほぼ全員の96%がYESと答えています。
    日本の高校生の2/3以上が自信喪失で、他人と競争したくない(負けるのが怖い)という内向き志向の草食人間だということです。
     
    政治が悪い、国が悪いと批判するだけでなく、グローバル化が、ますます進む世の中では、もっと前向きに自助努力することが必要です。
    日本を救えるのは、あなた達(若いひと)です。

別れさせ屋 福岡

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